担当ドクター: 森 ほのか
おもちゃドクターのどうぐばこ、のぞいてみよう!
こんにちは、おもちゃドクターの森ほのかです。
おもちゃドクターというのは、こわれたおもちゃをなおすおしごとです。びょういんのお医者さんが人のからだをなおすように、わたしはおもちゃのからだをなおしています。
今日は、わたしがいつもつかっている「どうぐばこ」の中をちょっとだけ見せてあげますね。どんなどうぐがはいっているか、きになりませんか?
ぬいぐるみをなおすどうぐ
ぬいぐるみをなおすときにつかうのは、まがった針とじょうぶな糸です。
まがった針は、その名のとおり、先っぽがくるんとまがっています。ぬいぐるみのせなかやおなかのように、ふかいところまで手がとどきにくい場所でも、このまがった形のおかげでじょうずに糸をとおすことができます。
じょうぶな糸は、ふつうの糸よりずっとつよくて、ちょっとやそっとではきれません。子どもがぎゅっとだっこしても、ひっぱっても、ほつれにくいように、このつよい糸でしっかりぬいます。
こんなことがなおせます:
- わたがとびだしてきたおなかのあな
- とれかかったうでやあし
- ほつれてしまったしっぽやみみ
大すきなぬいぐるみが「いたいいたい」してても、このどうぐがあればまたげんきになれますよ。
木のおもちゃをなおすどうぐ
木でできたおもちゃには、紙やすりと**安全なぬりえのえのぐ(塗料)**をつかいます。
紙やすりは、ざらざらした紙で、木のかどがとがってしまったときや、表面がでこぼこになったときに、やさしくこすってなめらかにするどうぐです。手にささらないように、すべすべにしてあげます。
塗料(とりょう)は、色をぬるえのぐのことです。わたしがつかっているのは、子どもがなめたりさわったりしても安全な、からだにやさしいものだけです。色がはげてしまったところに、もとの色をそっとぬりなおしてあげます。
こんなことがなおせます:
- とがったり、ささくれだったりした木のかど
- はげてしまった色や模様
- ちょっとかけてしまった木のへり
木のおもちゃは、なおすとまたぴかぴかになって、長くつかいつづけることができます。
電子おもちゃをなおすどうぐ
ボタンをおすと音がなったり、光ったりする電子おもちゃには、小さなドライバーと電池チェッカーをつかいます。
小さなドライバーは、おもちゃのうらにある、とても小さなねじをまわすどうぐです。電子おもちゃは、中にたくさんのちいさな部品がはいっていて、そこをなおすためにまずねじをはずさなければなりません。このちいさなドライバーがないと、そもそもおもちゃを開けることさえできないんです。
電池チェッカーは、電池がまだつかえるかどうかをしらべるどうぐです。「こわれた!」とおもっていたおもちゃが、じつは電池がなくなっていただけ、ということがよくあります。電池チェッカーでたしかめると、むだに電池をすてなくてすみます。
こんなことがなおせます:
- 音がならなくなったおもちゃ
- ボタンをおしてもはんのうしないおもちゃ
- 光らなくなったおもちゃ
「こわれた」とあきらめるまえに、ぜひおもちゃドクターにもってきてくださいね。
どうぐばこの中、たのしんでもらえましたか?どんなおもちゃも、ちゃんとしたどうぐとこころをこめてなおせば、またよろこんでもらえるすがたにもどれます。こわれたおもちゃがあったら、いつでもたずねてきてください。まっています!
おもちゃドクター 森ほのか